日本共産党

2004年1月6日(火)「しんぶん赤旗」

イラク派兵反対、憲法9条守ろう

日本共産党 各地で街頭演説


東京・新宿で小池参院議員と今村参院選挙区候補

 日本共産党中央委員会・東京都委員会は五日、東京・新宿駅東口で新春第一声の街頭演説をおこない、小池晃参院議員(参院比例候補)、今村順一郎参院東京選挙区候補が訴えました。司会は大山とも子都議が務めました。

 小池氏は、小泉純一郎首相が元日に靖国神社参拝を強行したことについて、「イラクへの自衛隊派兵で、再び犠牲者を出すことへの準備ではないか」と指摘。自民、民主両党が改憲を競い合っていることを告発し、「日本共産党とともに憲法を守る力を広げましょう」と呼びかけました。

 今村氏は、自民、公明両党が二〇〇七年度をめどに消費税増税を目指すと表明し、民主党も年金財源を理由に消費税増税を打ち出している背景には、ひも付き献金で政治を思うままに動かそうとする財界の意向があると指摘。「財界から一円の献金も受け取らず、消費税増税にきっぱり反対している日本共産党に大きなご支援を」と訴えました。

 演説を聞いていた男性会社員(26)は、「イラクに自衛隊を出したら自衛隊員が死ぬかもしれない。国益に明確に反する」とのべ、千葉県在住の男子学生(21)は、「消費税率の引き上げは反対だ。健康保険の負担が増えて、親も大変。年金もまた制度が変えられそうだし、とても払う気になれない」と話していました。

札幌で大門参院議員

 日本共産党北海道委員会は五日早朝、札幌市のJR札幌駅前で、年始のあいさつと夏の参院選での党の勝利を訴えました。

 大門みきし参院議員=比例候補=は、不況のもと、貸しはがしで、この年末年始も苦しんでいる人が多数いるとのべ、自民・公明政権の小泉「構造改革」を批判。民主党も「構造改革」路線を競い合っていることを示し、二大政党制論の誤りを指摘、政治の転換を訴えました。

 岡ちはる参院北海道選挙区候補は、米国言いなりのイラク派兵ではなく、憲法の平和主義に沿った国連中心の人道支援を呼びかけるとともに、「社会保障や暮らし・福祉が中心、国民が主人公の政治に」と力説しました。

 紙参院議員は、小泉首相の靖国参拝をきびしく批判、「今年は自公政権の危険な方向を切りかえる大事な年だ」と訴えました。党国会議員団道事務所の宮内聡所長、青山慶二道委副委員長も参加しました。

徳島で仁比参院比例候補

 日本共産党の仁比そうへい参院比例候補は五日、徳島市のJR徳島駅前で街頭宣伝をおこない、久保たかゆき徳島選挙区候補らとともに日本共産党への支持を訴えました。

 仁比候補は「三年前の参院選挙で、徳島のみなさんにもおせわになりました。憲法を守り抜く弁護士として、何としても憲法改悪を許さず、イラクへの自衛隊派兵を許さない皆さんの願いを国会へと届けるために、全力を上げて頑張ります」と訴えました。

 久保候補は「いま大事なことは医療や人道支援がしっかりおこなえるような枠組みをつくるために、日本政府が国際社会でしっかり発言していくことです。アメリカからいわれるままに、自衛隊を戦場に送り出すようなことは絶対にしてはなりません」と訴えました。


もどる
「戻る」ボタンが機能しない場合は、ブラウザの機能をご使用ください。

日本共産党ホームへ「しんぶん赤旗」へ


著作権 : 日本共産党中央委員会
151-8586 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-7 Mail:info@jcp.or.jp