日本共産党

2004年1月5日(月)「しんぶん赤旗」

“06年までに改憲案”

民主・菅代表が表明


 民主党の菅直人代表は四日、NHK「日曜討論」で改憲問題にふれ、「衆院で三分の一の議席を民主党がもっているということは、憲法改正の発議ができる、できないも民主党にかかっている」として、「民主党の(改憲)案も憲法の還暦ぐらいまでには出したい」と発言しました。日本国憲法公布六十周年にあたる二〇〇六年までに民主党の改憲案をまとめる考えを表明したもので、期限を明確にしたのは初めてです。

 民主党は総選挙のマニフェスト(政権公約)で「憲法を『不磨の大典』とすることなく…国民的な憲法論議を起こし、国民合意のもとで『論憲』から『創憲』へと発展させます」と改憲の方向を打ち出していました。

 菅氏はまた、イラクへの自衛隊派兵に関連して、「国際的な協力に自衛隊が、海外に一定の条件のもとで出ることには反対しない」と発言。そのうえで、今後の問題として、国権の発動としての武力行使ではなく、国連の要請で国際的な警察機能などにあたる「国連待機部隊」を「自衛隊とは別の組織として準備をする」よう提案しました。


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