日本共産党

2003年12月26日(金)「しんぶん赤旗」

自衛隊のイラク派兵断固反対

ジャーナリストら共同アピール


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イラク派兵反対で記者会見する、作家、マスコミ関係者ら=25日、参議院議員会館

 自衛隊のイラク派兵に反対し、作家の井上ひさしさん、ジャーナリストの江川紹子さんら多くの文化人や、マスコミ関係者が二十五日、共同アピールを発表しました。

 アピールは、「自衛隊のイラク派兵は、米英の大義のない無法なイラク戦争を正当化し、軍事占領を追認するもの」で、「イラク国民の意思を尊重した復興の道に反するとともに、人道支援をはじめ国連中心の復興を求める国際社会の声にも背を向ける」と指摘。「私たちは、イラクへの自衛隊の派兵に断固反対します」と訴えています。

 参議院議員会館で開かれた記者会見には、漫画家の石坂啓さんや、作家の小中陽太郎さん、ノンフィクション作家の吉岡忍さん、翻訳家の池田香代子さん、日本マスコミ文化情報会議議長の明珍美紀さんら十人が出席しました。

 石坂さんは「母、妻、恋人として、身近な人を守るために、今こそ女性は声をあげてほしい。母親は徴兵制への危険を感じてほしい」と訴えました。

 アピールには、このほか、作家の阿刀田高、三田誠広、コラムニストの天野祐吉、『世界』編集長の岡本厚、ジャーナリストの斎藤貴男各氏など、三十六名が賛同しています。


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