日本共産党

2003年12月20日(土)「しんぶん赤旗」

子どもの自由な発達を

日本共産党

DCI日本支部と懇談


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日本共産党(左側)と懇談するDCI日本支部の人たち=19日、東京・永田町の国会内

 DCI日本支部と日本共産党との懇談が十九日、国会内で開かれました。

 日本共産党が第二十三回大会の決議案でよびかけた子どもたちの現状にかかわる討論と共同のとりくみにもとづくもの。

 DCI(ディフェンス・フォー・チルドレン・インターナショナル)は一九七九年、子どもの権利を擁護・発展させることを目的に設立され、本部はジュネーブ。日本支部は九四年の設立。同支部は来年一月の国連子どもの権利委員会による日本政府報告書の審査に向けて「第二回市民・NGO報告書」づくりをすすめてきました。

 懇談にはDCI日本支部代表の福田雅章山梨学院大学教授ら六人、日本共産党から畑野君枝、林紀子、井上哲士各参院議員、土井洋彦学術・文化委員会事務局長らが参加しました。

 福田氏らは報告書づくりにもふれながら、日本の子どもの現状について「新しい管理体制のもとで、子ども期が奪われ、無気力になり、自分らしく生きることができないでいる」などと深刻さを示しました。

 子どもの意見表明権をめぐっても意見が交わされ、「子どもが自由にその思いを表現し、一人の人間として尊重されることこそ、豊かな人間関係をつくり、成長発達するのにかかせない」とその意義が強調されました。


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