日本共産党

2003年12月17日(水)「しんぶん赤旗」

イラク派兵阻止 響く唱和

願い憤り 思い込め


最悪の選択をやめさせよう

長野

写真

「イラク派兵反対」を唱和しながら進むピースウオーク参加者=16日、三重・四日市市

 「自衛隊のイラク派兵を許すな」――県庁に近い長野市のひまわり公園で十六日昼、集会とデモ行進が行われ、民主団体や労働組合、市民など二百人が「派兵反対」の声を響かせました。有事法制反対長野連絡会などが呼びかけたもの。

 主催者を代表して、同連絡会の中島武代表委員が、「今なお、罪もない人々が殺りくされている」として、「イラク派兵への怒りを一歩一歩に託して歩こう」と呼びかけました。日本共産党の山口のりひさ参院長野選挙区候補は、イラク派兵という憲法九条を踏みにじる最悪の選択をやめさせようと訴えました。

幅広い労組と個人が共同で

四日市

 三重県四日市市で十六日夜、「自衛隊のイラク派兵を許すな! ピースウオーク」がおこなわれました。四日市市職労や三教組北勢高支部、県国公共闘、県厚生連労組など、幅広い労組と個人が共同で主催したもの。

 市内の諏訪公園で開かれた集会には約二百五十人が参加。「イラク派兵に断固反対し、歴史的な過ちを繰り返さないよう市民の皆さんに訴える」との集会アピールを採択し、手作りのちょうちんやプラカードを手に繁華街を行進、派兵反対の声を夜空に響かせました。

 日本共産党から萩原量吉前県議があいさつし、連帯を表明しました。

 行進の隊列には、「がんばってください」と叫ぶ学生グループなど、多くの市民から激励の声が上がっていました。


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