日本共産党

2003年12月11日(木)「しんぶん赤旗」

「日本は連合軍参加」

米統合参謀本部議長が表明


 【ワシントン9日浜谷浩司】小泉政権が決定したイラクへの自衛隊派兵について、マイヤーズ米統合参謀本部議長は九日の記者会見で、米主導の連合軍に「日本も参加した」と表明しました。

 同議長は、小泉首相の発表を「きわめて力強い」と評価。国際的連合軍は、フセイン前政権のような体制に勝利させはしないということだと強調しました。

 国務省のバウチャー報道官も同日の会見で決定を歓迎すると発言。派兵の時期や構成、具体的な任務は日本政府が決めることだとしながらも、占領当局や米中央軍と協議することになるとの「確信」を表明。「いかなる配備も歓迎であり、連合諸国の努力にとって有益だ」と述べ、連合国の一員とみなしていることを示しました。


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