日本共産党

2003年11月12日(水)「しんぶん赤旗」

沖縄「ゆいレール」快調

乗客300万人突破


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通勤・通学など県民や観光客の身近な足として利用されているモノレール=10日、那覇市・県庁前駅

 沖縄で戦後初の軌道交通「沖縄都市モノレール」(通称・ゆいレール)が10日、開通して3カ月目に入りました。

 9日までの総乗客数は約330万人。1日当たり約3万5700人が利用しており、当初の需要予測(1日当たり3万1000人)を上回っています。11月に入ってからは需要予測を下回る日もありますが、同社総務課の担当者は「定期券の利用促進など、固定客を増やすために努力をしたい」と話しています。

 沖縄への軌道交通の導入をめぐっては、日本共産党(当時は沖縄人民党)が、1970年の国政参加選挙で政党として初めて「縦貫鉄道の導入」を提案。自民党県政時代にさまざまな妨害がありましたが、県議会、那覇市議会で繰り返し定時定速のモノレールの必要性を明らかにし、街頭演説や署名活動など、建設推進の先頭に立ってきました。




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