日本共産党

2003年11月8日(土)「しんぶん赤旗」

比例も小差で当落分ける

過去の例見ると

最後の奮闘がカギ


 比例代表選挙は、「日本共産党」「共産党」「きょうさんとう」などと政党名を書いてくれる人を全国で一人でも増やせば、「死票」なく、一票一票が積み重なって日本共産党の議席に結びつきます。前回二〇〇〇年、前々回一九九六年総選挙の結果を見ると、比例ブロックの当落も小差で決まっています。

 たとえば、前回選挙の九州・沖縄ブロックの場合、日本共産党は五十七万九千二十票で二議席を獲得、二議席目は最下位当選でした。次点は民主党でしたが、「日本共産党」票が五千六十六票減れば、民主党と逆転して次点となるところでした。五千票余りは、九州沖縄八県で機械的に割れば各県六百票余り、各小選挙区単位で見ると、わずか百数十票にすぎません。

 東北ブロックは、最下位当選が自由党で次点が社民党でした。ブロック全体で社民党に七千票余りが上積みされれば、自由党と逆転していました。小選挙区単位でみると、二百九十票程度です。

 九六年総選挙の九州・沖縄ブロックも、最下位と次点が小差。最下位当選の民主党は七十万七千票を獲得しましたが、仮に四千票余り少なかったとしたら、次点の自民党と逆転することになります。小選挙区単位で見れば、わずか百十数票差という計算です。


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