日本共産党

2003年10月18日(土)「しんぶん赤旗」

核兵器 一刻も早く廃絶を

日本被団協と東友会


写真

ブッシュ大統領はヒロシマ・ナガサキの実相を直視せよ、と訴える被爆者たち=17日、東京・アメリカ大使館前

 日本被団協と東京都原爆被害者団体協議会(東友会)は十七日、ブッシュ米大統領の来日に際して、東京・港区の米大使館に出向き「核兵器は悪魔の大量破壊兵器だ。広島・長崎に行き、被爆の実相を正面から見すえ、被爆者に謝罪せよ」と抗議・要請行動を繰り広げました。

 東京や埼玉、千葉など近郊の被爆者ら四十人が参加。「ノーモアヒロシマ・ナガサキ」「ノーモア被爆者」「国連を中心に平和秩序を守れ」とシュプレヒコールするなか、日本被団協、東友会の両代表が、ブッシュ大統領あての抗議・要請書を大使館に提出しました。

 大使館前では、横断幕やプラカードを掲げ、参加者一人ひとりがハンドマイクを握り、リレーで「地球上のどこであれ、再び私たちのような被爆者をつくるな」「被爆実相を直視し、核兵器をつくるな、使うな。一刻も早く廃絶せよ」と要求しました。

 小泉内閣がブッシュ大統領のいいなりにイラクに十五億ドルの援助や自衛隊派兵を決めたことを批判し、「私たちは核兵器も戦争もない平和な地球を求めます」と訴えました。

 この後、渋谷駅前で、「いま、核兵器の廃絶を」の署名を集めました。広島に原爆を投下した爆撃機エノラ・ゲイの復元機を米スミソニアン航空宇宙博物館で公開する計画をやめるよう求める署名も呼びかけました。


もどる
「戻る」ボタンが機能しない場合は、ブラウザの機能をご使用ください。

日本共産党ホームへ「しんぶん赤旗」へ


著作権 : 日本共産党中央委員会
151-8586 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-7 Mail:info@jcp.or.jp