2003年10月9日(木)「しんぶん赤旗」
【ワシントン8日浜谷浩司】米カリフォルニア州で七日行われた知事解任の是非を問うリコール選挙で、デービス知事(民主党)のリコール成立が確実となり、同時に行われた後任知事の選挙で、共和党候補で映画俳優のシュワルツェネッガー氏(56)の当選が確定しました。
知事選は開票率93・6%の段階で、シュワルツェネッガー候補が47・9%、32・4%のブスタマンテ候補(民主党)に大差をつけました。デービス知事に対するリコール投票は賛成54・4%、反対45・6%で、知事解職が成立しました。
米国で州知事のリコールが成立したのは一九二一年のノースダコタ州以来。シュワルツェネッガー氏はレーガン元大統領に次ぐ二人目の映画俳優出身のカリフォルニア州知事となります。