日本共産党

2003年9月30日(火)「しんぶん赤旗」

自衛隊はイラク行くな

宗教者と市民団体が院内集会


 「自衛隊をイラクに行かせない!米軍のイラク占領に資金を出すな!『テロ対策特措法』延長反対!」。宗教者と市民団体が二十九日、衆院議員会館内で緊急院内集会を開き、「声をあげ続けよう」と申し合わせました。

 「自衛隊さん イラクに行かないで、殺さないで、死なないで!」の文字が目を引く院内集会。作家で精神科医のなだいなだ氏はイラク派兵と戦費出費に反対し、慶応大学の藤田祐幸助教授は、劣化ウラン弾やその影響でがんに苦しむ子どもの写真を掲げながら、イラク視察を報告。「貢献するというなら軍事力でなく、被爆者の治療の経験、知識を生かすこと」と強調しました。

 パイロットの大野則行氏は自衛隊派遣に民間機が利用される危険を強調。主催者の市民緊急行動の高田健、宗教者ネットの木津博充、キリスト者ネットの糸井玲子の各氏が、イラク派兵やテロ特措法延長反対の声をあげるよう訴えました。

 日本共産党の井上哲士、小泉親司両参院議員と社民党の参院議員が参加し、あいさつしました。集会はキリスト者ネットと宗教者ネット、市民緊急行動呼びかけたものです。


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