日本共産党

2003年7月13日(日)「しんぶん赤旗」

全国革新懇

イラク派兵反対アピールに賛同

各界著名人54氏 “危ない方向”と声


 全国革新懇(平和・民主・革新の日本をめざす全国の会)は十二日、イラク派兵反対のアピールに各界の著名な五十四氏から賛同が寄せられたと発表しました。

 アピールは、「イラクの復興で求められているのは医療や水道の整備など、非軍事の人道・復興支援です。武力行使の危険をもつ自衛隊派兵は必要ありません。憲法の平和原則を守りましょう」というもの。

 賛同を寄せたのは、浅井基文(明治学院大学教授)、池辺晋一郎(作曲家)、井出孫六(作家)、喜納昌吉(ミュージシャン)、小林亜星(作曲家)、ジェームス三木(脚本家)、滝田栄(俳優)、奈良岡朋子(女優)、羽田澄子(映画監督)、山崎洋子(作家)、山家悠紀夫(神戸大学教授)などの各氏。

 メッセージも添えられています。

 江尻美穂子氏(津田塾大学名誉教授)は「相手が望む支援をするべき時に、武器を持つ自衛隊を派遣すること、はイラクにとってあまりありがたくないのでは」、志茂田景樹氏(作家)は「米英軍占領下で、まだ戦闘が頻発している地域への派遣は、イラク国民の心をさかなでします」。信楽峻麿氏(龍谷大学元学長)は「日本の将来が心配です。何があっても人道・平和の原点を忘れてはなりません」、冨士眞奈美氏(女優)は「近頃は民意と関係なくどんどん危ない方向へ入り込んでゆくようでなんだか恐い気がしています」と寄せています。


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