日本共産党

2003年5月29日(木)「しんぶん赤旗」

署名・宣伝 連日行動を

「6・3集会」へ全力

連絡センター 緊急代表者会議開く


 「有事法制は許さない!運動推進連絡センター」は二十八日、東京都内で有事法制阻止緊急代表者会議を開きました。十二都県から八十一人が参加し、廃案めざして地域や職場、学園で草の根の運動を強めて「STOP有事法制6・3緊急大集会」の成功へ全力をあげることを確認しました。

 主催者あいさつに立った高田公子・新日本婦人の会副会長は「一日一日が戦争か平和かのせめぎ合い」と総力をあげた運動を呼びかけました。

 安保破棄中央実行委員会事務局長で全労連副議長の西川征矢氏が、同連絡センターの報告と行動提起を行いました。西川氏は、法案を二回も国会で阻んだことやイラク戦争反対の国際的広がりなどを示して「政治を動かすのは私たちの運動、世論だ」とのべ、各分野のたたかいと結んで奮起を訴えました。

 討論では、衆院で採決が強行されてもあきらめずにがんばり、宣伝行動で激励が寄せられ、署名も増えていることなどが紹介されました。

 新日本婦人の会の代表は「学習しつつ行動し、いま三百七十七隊のハンドマイク隊が宣伝している。深谷市では支部で宣伝カーをしたてて毎日運行している」(埼玉)、「国会請願に連日参加している。“法案の中身を全員に知ってもらおう”と全会員から署名を集めている」(東京)など意気高く発言しました。

 千葉県センターの代表は「連日宣伝で駅前の空気が変わった」と発言。「法案の本質を知らせようと青年が立ちあがっている」(民青同盟)、「一時間で百人も署名が集まる。三重では画期的だ」(三重県連絡会)などの発言もありました。

 会議では▽宣伝・対話、署名など連日行動を▽無数の地域集会・デモ・パレードを▽国会監視・要請の継続▽6・3緊急大集会を全国的に位置付けて成功を―などの行動を確認しました。

 日本共産党の富樫練三参院議員が参加し、国会情勢を報告しました。

 「STOP有事法制6・3緊急大集会」は六月三日(火)午後六時半から東京・日比谷野外音楽堂で開かれます。集会後、デモ行進します。当日は同野外音楽堂に正午集合で、昼デモもします。


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