2003年5月10日(土)「しんぶん赤旗」
![]() 「歴史教科書と日本の戦争」 |
昨年一月に小学館から出版された日本共産党の不破哲三議長の著作『歴史教科書と日本の戦争』が、この四月、北京の世界知識出版社から翻訳・出版されました。同社は、長い歴史をもち、国際問題などで権威ある出版社として知られています。日本語から中国語への翻訳は、中国社会科学院日本研究所によるものです。
この本は、不破氏が国内外で大きな物議をかもした「新しい歴史教科書」について、韓国併合、中国侵略、南京事件をふくめた、その記述と歴史の事実を徹底的な検証をおこない、日本の戦争とは何であったのかをあらためて世に問うた書として、話題となってきました。巻頭には、特別寄稿として作家の井上ひさし氏(現在、日本ペンクラブ会長)の「愛国者と売国奴」が収められています。
日本の侵略戦争の問題が、戦後も半世紀をはるかにこえてなお大きな政治問題として議論されているときに、歴史の真実を検証し、明らかにしているこの著作が中国で出版されたことは大きな意義をもっています。
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