日本共産党

2003年4月22日(火)「しんぶん赤旗」

草の根から暮らしの声を政治に

日本共産党の実績

30人・少人数学級

親、教師と協力29道県で実現


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「三十人学級」実現を求める署名運動が各地で すすめられてきました=02年9月、青森市

 「一人ひとりの子どもにゆきとどいた教育を」との国民の願いにこたえ、日本共産党は、国に「三十人学級」の実施を求めるとともに、自治体独自でも実現するようとりくんできました。全国各地で、親や教職員などと力を合わせ、地方の少人数学級実現の流れをつくってきました。現在、二十九道県が少人数学級に踏み出し、市町村独自でとりくむ自治体も十を超えます。

 大阪・岸和田市では四月から、小学校一年生の三十五人学級を実施。来年は二年生まで拡大する計画です。

 日本共産党市議団(五人)は、市議会で唯一、少人数学級を要求してきました。日本共産党は同市では与党でもあり、五万人以上の市民の要望署名にこたえ、府内で初めて実施に踏み切りました。親、教員から「本当にうれしい」「一人ひとりの学習課題を確認しながら指導できる」と喜ばれています。

 愛知・犬山市では、四月から小学校の緊急性の高い学年で三十人学級を導入しました。同市は少人数授業をしていましたが、党市議団は学級規模を小さくする「三十人学級」をくり返し要求。請願(〇一年)に賛成したのは日本共産党だけでしたが、党市議団は国や県にも働きかけ市を動かしてきました。同県内では“犬山効果”で、今年度、五市一町が少人数学級を導入し、来年はさらに広がる予定です。


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