日本共産党

2003年4月16日(水)「しんぶん赤旗」

有事法案を廃案に

労組・宗教者・市民が国会前行動


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「STOP有事法制、やめろイラク攻撃」と訴えた国会前行動を激励する富樫参院議員(左)=15日、衆院第2議員会館前

 「STOP!有事法制、やめろ!イラク攻撃」と十五日、国会前行動が行われました。陸・海・空・港湾労組二十団体、平和をつくり出す宗教者ネット、平和を実現するキリスト者ネット、戦争反対・有事法案を廃案へ!市民緊急行動の四団体が主催、小雨をついて二百人が参加しました。

 国際・国内線の女性客室乗務員(28)は、「私たちの仕事は、平和が第一。イラク攻撃は早く止めてほしいし、日本を戦争をする国にさせる有事法制には反対です」と語ります。

 日本キリスト教協議会の山本俊正総幹事が、「有事法制は戦争、暴力を選ぶ道です。平和を守るため、有事法制を廃案にさせよう」と呼びかけました。航空労組連絡会(航空連)の村中哲也副議長は、いつテロがおきるかも分からない不安な状況をつくり出し、その防止に有事法制を持ち出すのは極めて危険だと強調、「国民を戦争にかり出す有事法制を廃案にし、日本の良心を示そう」と訴えました。

 参加した日本山妙法寺の森下行哲さん(66)は、「戦争を経験したものとして、戦争のない世界にしたい」と話しました。

 日本共産党の富樫練三参院議員はじめ、民主党、社民党の国会議員がかけつけ国会情勢を報告。国会前行動は十八日までつづきます。


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