日本共産党

2003年4月12日(土)「しんぶん赤旗」

イラクの子救え

英紙訴え


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 【ロンドン10日西尾正哉】米英軍の空爆によって傷ついたイラクの子どもたちを救えと、英各紙がキャンペーンを展開しています。

 ミラー紙は連日、六日の空爆で両腕を失った十二歳のアリ・アバス君の写真を掲載し、イラク空爆で犠牲になった子どもたちへの募金を呼びかけています。

 アバス君は自宅で寝ていたときに空爆され、妊娠中の母親や父親など十人の肉親を亡くしました。ミラー紙が、病院のベッドに横たわるアバス君を写真付きで報道したところ、読者から大きな同情の声が寄せられました。同紙は九日付で、「アリ君と同様にイラクでの空爆で犠牲になった数千の子どもたちに医療を提供することを訴える」として募金を呼びかけました。この募金は一日で二万五千ポンド(約四百七十五万円)に達しました。

 イブニング・スタンダード紙も募金を呼びかけ、読者から大きな反響がありました。ポップミュージックのスターや国会議員らも賛同の声を寄せました。同紙十日付は、アバス君にインタビュー。「自宅の爆撃について覚えているのは、家が崩れ近所の人が救ってくれたこと。両腕がひどいやけどで骨が見えるほどでした。医者は出血を止められず切断しました」とアバス君は語りました。


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