日本共産党

2003年4月7日(月)「しんぶん赤旗」

イラク問題で日本共産党は

戦争反対、平和解決のために行動


 イラクでは日々、子どもや女性、罪のない人々の犠牲が広がり、米英による軍事行動の非人道性、無法性がいよいよ明りょうになっています。この戦争を支持する公明党は、「一刻も早い軍事行動の終結を」などと、その立場をごまかしながら、「戦争反対と口で言うだけで何もしないのが共産党」(神崎武法代表)などと、見当違いの攻撃をしています。「何もしない」どころか、世界各国に足を運び、戦争反対、平和解決のために行動してきたのが日本共産党です。

世界各国に足を運び

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江沢民中国共産党総書記・国家主席と握手をする不破哲三議長=02年8月28日、北京中南海

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アジズ・パキスタン国家再建長官と会談する志位和夫委員長=02年12月23日

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イラク外務省のファイサル氏と会談する緒方靖夫参院議員=02年10月13日

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「イラク戦争やめよ」と訴える東京・大田区の宣伝=3月22日

 日本共産党はイラク危機がいわれるなか、あらゆる機会をとらえて、問題の平和的解決を訴え、戦争回避の声が世界の大勢になるよう力をつくしてきました。

 不破哲三議長が昨年八月二十八日の中国共産党の江沢民総書記との首脳会談で「イラクへの軍事攻撃反対」で一致したのは、その重要な一歩でした。

 同年十月には緒方靖夫国際局長を団長とする代表団が中東六カ国(ヨルダン、イラク、エジプト、サウジアラビア、カタール、アラブ首長国連邦)を訪問。イラクのハマディ国民議会(国会)議長らとの会談では、緒方氏が、大量破壊兵器の解体とそのための査察の無条件受け入れを求め、「事実を隠したり、国際社会を欺く行為を慎むべきだ」と率直に指摘しました。

 同年十二月には、志位和夫委員長が南アジア三カ国を訪問、インド、パキスタン、スリランカのすべてで、イラク攻撃反対の一致点が得られました。

平和解決を一貫して追求

 日本共産党はイラク問題の節目節目で、戦争に反対し、平和解決を追求する党の態度を内外に明らかにし、各国政府に働きかけてきました。次のようなものがあります。

 二〇〇二年十一月十三日 安保理決議一四四一を受けて志位委員長が記者会見「国連の枠組みのなかで平和的解決を」「米は一方的攻撃計画を中止せよ」

 二〇〇三年一月二十九日 国連査察団報告を受けて志位委員長が談話「査察を継続し、国連の枠組みの中での平和解決をあくまで追求を」

 二月二十五日 米英などの新決議案提出を受けて志位委員長が談話「査察を打ち切る理由はどこにもない―武力行使に道を開く安保理決議案に反対する」

 三月八日 国連査察団報告を受けての志位委員長が談話「戦争ではなくいまこそ国連安保理決議にもとづく査察を本格的軌道に」

 三月二十日 米英の武力攻撃を受けて党中央委員会声明「アメリカの無法なイラク攻撃を糾弾する―米英の軍事行動の即時中止を強く要求する」

平和願う人々と共に全国で

 日本共産党は戦争に反対し、平和を願う人々とともに、イラク戦争反対の集会、デモに、全国各地でとりくんできました。また、米英が無法な戦争を開始した三月二十日には、党独自で抗議行動にとりくみ、その数は全国で一万六百七十五カ所にのぼりました。

 いま、この瞬間にも、全国各地で平和の行動がとりくまれています。

反戦平和つらぬく党として

 日本共産党は一九二二年七月十五日、主権在民の民主政治の実現、侵略戦争反対の平和の旗を掲げて誕生しました。いらい八十年余、一貫して反戦平和をかかげ、たたかいぬいてきた日本で唯一の政党です。今日の反戦平和のたたかいも、こうした歴史に裏付けられたものです。

公明党の「行動」とは…

党内からも「アリバイづくり」との声

実態は戦争後押し

 公明党は、各地で「一生懸命平和のために行動してきた」とし、三月上旬の神崎武法代表の訪米などを宣伝しています。しかし、これ自体、「党として『平和的解決への努力』を強調して見せたが、党内からも『アリバイづくり』との冷ややかな見方が出るほどだった」(「東京」三月十二日付)と指摘される代物です。

 しかも、神崎氏が訪米してアーミテージ国務副長官との会談でやったことは、査察を打ち切り戦争に切りかえる米英の安保理決議案を「支持」することでした。「平和」どころか、アメリカに追従し、「戦争後押し」の行動をとってきたのが公明党です。


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