日本共産党

2003年4月5日(土)「しんぶん赤旗」

米の威嚇を厳しく批判

シリア、イラン


 【カイロ3日小泉大介】イラクの隣国シリアとイランが、イラクで無法の限りをつくす米国に対し批判と警告を強めています。米国はこの間、イラクへの攻撃に加え、シリアとイランに対する威嚇を強め、シリアに対しては「自らの選択と結果に責任を負わなければならない」(パウエル長官)などと武力行使も念頭に置いた発言までおこなっていました。

 シリアのアサド大統領は二日付の外国紙とのインタビューで、「小国がそのようなことをいうならまだしも、米国のような超大国がそのような誤りをおかせば、世界中を脅威にさらすことになる」「米高官の思慮の足りなさは危険だ」と痛烈に批判しました。

 シリア外務省のシャーバン外国メディア局長は三日の記者会見で「米国は政治目的のために民間人を殺害することをテロと定義してきたが、米国がイラクでおこなっていることこそテロそのものだ」「仮に米国がイラクを解放しにやってきたのだとしても、死んだ人間をどのように解放するというのか」とイラク戦争を非難しました。

 同局長はまた、「われわれは武力によらない問題解決の方法が何千もあると信じる」とし、戦争の即時停止と平和的解決を求めるシリアの立場を改めて強調しました。

 一方、国営イラン通信は三日、同国のハタミ大統領が「この戦争がもたらすのは、罪のない市民の死と、過激主義と暴力のさらなる広がり、激化である」と米国に強く警告したと伝えました。


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