2003年4月2日(水)「しんぶん赤旗」

南部の爆撃で市民24人死亡

「多くは女性・子ども」

カタールの衛星ＴＶ

　【カイロ１日小泉大介】カタールの衛星テレビ・アルジャジーラは一日、前日から一日にかけて米英軍がイラク南部ナシリヤ近郊におこなった爆撃で、市民二十四人が死亡、百十六人が負傷したと伝えました。

　同テレビは負傷者がかつぎこまれた病院や破壊された民家を映しながら、犠牲者の多くは女性と子どもだとしました。

バス爆撃多数負傷

人間の盾の米国人ら

　【カイロ１日小泉大介】イラクのサハフ情報相は一日午後、記者会見し、米軍機が三十一日、米国人数人を含む「人間の盾」メンバーの外国人やイラク市民を乗せた二台のバスを爆撃し、多数が負傷したと発表しました。イラク国営通信の記者が伝えたものだとしています。

　バスはヨルダン国境とバグダッドを結ぶ高速道路上で爆撃を受け、負傷者は国境に近いルトバの病院に収容されたとしています。