2003年3月28日(金)「しんぶん赤旗」
【ベルリン２６日片岡正明】国連監視検証査察委員会（ＵＮＭＯＶＩＣ）のブリクス委員長はオーストリア週刊誌『ニューズ』二十六日号で、米英の一方的な通告により国連査察団が引き揚げさせられたことについて、「鼻先でいきなり戸を閉められたみたいだ」「三カ月半というのは査察期間としては十分でない。最後まで仕事を継続できなかったことに失望を感じる」とのべました。
査察について、米国は望みどおりの査察結果が得られないとすぐに査察を批判したと語り、米国との共同作業が困難であったことを認めました。
また、イラク政府が戦争で大量破壊兵器を使用することはありそうにないと語りました。
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