日本共産党

2003年3月28日(金)「しんぶん赤旗」

知事選第一声

イラク戦争への態度 有権者に語れない自民、公明


 米国の無法で野蛮なイラク戦争のまっただ中で始まった全国選挙で、戦争への態度が一言もいえないとは──。二十七日の十一都道県知事選挙第一声にたった自民、公明などの与党首脳、幹部はイラク戦争にまったく触れず、その異常さが目を引きました。

 公明党の神崎武法代表、冬柴鉄三幹事長は、イラク戦争の「イ」の字もない演説に終始。

 「イラク戦争の是非などをめぐる論戦は避けたいのが本音」(「東京」二十七日付)という指摘を実証してみせました。

 自民党の山崎拓幹事長も「デフレ不況あるいはイラク戦争などのまっただ中で行われる選挙」と前置き程度に触れるだけ。「戦争支持」の態度についてはなんの説明もありませんでした。

 小泉首相にいたっては、いっせい地方選挙最初の知事選告示で、第一声にたつことすらできませんでした。八七年のいっせい地方選挙で、当時の中曽根康弘首相が売上税反対の声のなかで自民党本部前の出陣式ですませ街頭に出られませんでした。それ以来、異例中の異例です。

 結局、首都東京で第一声に立った政党代表は、日本共産党の志位和夫委員長だけ。「平和を願う東京都民の声を、世界にしめす選挙にしよう」との志位氏の訴えは、国民の前でイラク戦争支持の説明さえできない自民、公明両党の道理のない態度と、あまりに対照的でした。

 イラク戦争という世界の大激動のなかの知事選第一声は、政党として、国政でも地方政治でも責任ある態度を示せるのがどの党かも浮き彫りにした形になりました。


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