日本共産党

2003年3月23日(日)「しんぶん赤旗」

ロンドンで100万人デモ

戦争推進のブレア政権に打撃


 【ロンドン22日西尾正哉】米英による大規模なイラク侵攻をストップさせようと、英国の反戦運動の連合体「戦争ストップ連合」がよびかけた大規模なデモが二十二日、ロンドンでおこなわれ、百万人が参加しました。開戦直後の大規模デモはこれまでなかったことでブレア政権に大きな打撃となりました。

 英軍は、米軍とともに激しいバグダッド空爆を敢行、クウェートから侵攻した地上部隊にも加わっています。イラクの民間人への被害だけでなく、英軍の攻撃ヘリコプターが相次いで墜落し、すでに英軍兵士十四人が死亡。「不当な戦争で英国人犠牲者を出している」と批判も出ています。

 ロンドン市内二カ所に集合した人たちは、さわやかな日差しのなか市内の繁華街を「戦争やめろ」「ブレアは辞任せよ」と唱和しながらハイドパークまでデモ行進。参加者で目立つのは高校生や大学生など若い世代です。

 イングランド南部のドチェスターから中学生の息子と参加したアニタ・クリステンズンさんは「不必要な戦争で罪のない人が殺されている。英政府は恥を知るべきです。戦争をやめさせるまで反対を続けます」と語りました。


イラク戦争やめよ 欧州でさらに

 【パリ21日浅田信幸】米英軍によるイラク攻撃に抗議する欧州諸国の行動が二十一日、各国に広がりました。

 EU首脳会議が開催されたブリュッセルで、フランスやドイツ、オーストリアの労働者も加わり、約三万人が「平和と雇用」をスローガンに市内をデモ行進。「NO WAR」(戦争反対)の文字を額に書いた高校生数百人も合流しました。

 デモに加わったガバリオ欧州労連書記長は「断固として戦争を拒否する。平和と雇用はつながっている」と述べました。

 ローマでは全国二十万人の農民が、独自の農業政策改革要求と結びつけ、麦わら帽をかぶり、カウベルを鳴らし、緑の組合旗と平和運動の象徴である虹の旗を立てて行進しました。

 パリでは前日に続き、高校生二千五百人が米大使館近くのコンコルド広場で、「ブッシュ、人殺し」「イラクはおまえのものではない」などのスローガンを叫び、二時間にわたって抗議しました。

 アテネで行われた抗議デモには、前日を上回る二十万人が参加し、近年にない規模になりました。米大使館を包囲して「戦争をやめろ」と要求しました。高校生たちは英大使館前で抗議しました。

 ドイツのポツダム市で二千人ほどの高校生が戦争の即時中止を求めて市内をデモ行進しました。

 コペンハーゲンで千人を超す高校生が、国会前で「ブッシュの戦争反対」「戦争でなく平和を」などと書かれたプラカードを手に座り込み。イラク戦争とデンマーク政府の加担に対して抗議の意思を示しました。


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