日本共産党

2003年3月11日(火)「しんぶん赤旗」

国連を投げ捨てるな

中東研究者らが集会で警告


 イラク情勢が緊迫するなか、「対イラク戦争と日本…中東研究者が鳴らす警鐘」と題する緊急研究集会が十日、東京・神田の明治大学で開かれ、三人の報告者と四人の発言者など中東問題専門家らが戦争反対を訴えました。

 報告者の一人、板垣雄三東京大学名誉教授は三百人近くの参加者を前に「米国は戦争犯罪者として裁かれることになろう」と強調。米国との「同盟」のために「国連を投げ捨てる」日本政府を厳しく批判しました。

 大塚和夫東京都立大学教授は、ブッシュ米大統領が戦争目的に掲げるイラクの「民主化」は、「親米化と等式」のものではないかとし、「文明化」とはかつて帝国主義諸国が植民地化を進めた際に掲げたもので、抑圧を隠ぺいするものだと批判しました。

 酒井啓子アジア経済研究所主任研究員は、大量破壊兵器は戦争によっては絶対になくせないと、その欺まん性を指摘しました。会場の参加者からも専門家が積極的に反戦を訴えるよう激励する意見がだされました。


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