日本共産党

2003年2月27日(木)「しんぶん赤旗」

宗教人が共産党支持する会

仏教、天理教、キリスト教 対話と共同のかけ橋に

奈良


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活発な議論がかわされた結成総会=26日、奈良市

 「奈良県宗教人・日本共産党を支持する会」の結成総会が二十五日、奈良市で開かれました。総会には仏教、天理教、キリスト教など各宗派の宗教者ら二十二人が参加。日本共産党の日隈威徳党中央宗教委員会責任者が記念講演をし、田辺実県委員長、佐藤まさみち衆院近畿ブロック比例候補、山村さちほ県議、北村たくや奈良市議候補がそれぞれあいさつをしました。

 冒頭、工藤良任・般若寺住職は「イラクをめぐり世界中で戦争やめよと運動がおきている時期にこの会が結成されるのはとても重要」とあいさつ。藤井聖仁師(浄土真宗本願寺派僧侶)が結成までの経過を報告しました。会の目的として「日本共産党を支持するとともに、宗教人と日本共産党との対話と共同を発展させるかけ橋となること」を申し合わせました。

 当面の方針として(1)創価学会・公明党の反社会的言動に対する批判を広げる(2)平和を守り政教分離の立場から靖国神社問題にとりくむ(3)いっせい地方選挙で日本共産党の支持を拡大し、小集会や募金活動をすすめる―などが確認されました。

 討論では「日本共産党は戦前・戦後一貫して平和を守ってたたかってきた。今日の社会で道理を通して一貫していることに敬意を表している」「宗教者と日本共産党の共同で、教育や社会の困難を打開していきたい」などの意見がだされました。

 日隈氏は「日本仏教揺籃(ようらん)の地で日本共産党を支持する宗教人の会が結成されたことは、奈良県のみならず全国的な意義をもつ」と強調しました。


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