2003年2月23日(日)「しんぶん赤旗」
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「イラク戦争反対の声をさらに広げましょう」「査察を継続・強化し、平和解決を」「家計を直撃する四兆円負担増は中止を」――日本共産党の支部や後援会は二十二日、全国各地で新しいポスターを張り出し、「しんぶん赤旗」の号外を配ってハンドマイク宣伝をくりひろげました。駅前などで号外を受け取った人たちからは「米のイラク攻撃をやめさせようと全世界で努力しているとき、小泉内閣はなぜアメリカに追随するのか」などの批判の声が相次ぎました。
埼玉県春日部市の日本共産党組織と高原みさ子県議団長、党春日部市議団(四人)は二十二日、春日部駅西口前で、アメリカのイラク攻撃に反対する宣伝、署名活動をおこないました。宣伝には党員、後援会員ら約六十人が参加。「イラク戦争に反対です。国連のルールによる平和解決を! 日本共産党」と書いた横断幕を掲げ、「しんぶん赤旗」号外を配りながら「イラク戦争反対」署名への協力を訴えました。
小雨まじりのなか、「戦争はいや」という高校生や「イラク戦争反対!」と声援する中学生。「日本の国連大使の発言にはあきれた。今みんなが声をあげなければならないのにね。こういうことをやってくれるのは共産党だけですね。がんばってください」と激励する人もあり、二時間で百七人が署名しました。
「イラク戦争反対の声をもっともっと広げましょう」――二十二日午後、千葉県柏市のJR柏駅南口で日本共産党と後援会二十人が参加してイラク戦争反対の宣伝行動。加藤英雄県議も参加して、小雨のなか「しんぶん赤旗」号外を手渡しながら署名を訴えました。
世界各国の反対運動を伝える新聞のコピーを展示し、手作りのゼッケンを付けての宣伝に、アメリカやイラン、中国などの外国人も含め、一時間で百人を超える署名が集まりました。
展示物を見ながら「アメリカ人だけどブッシュには反対です。がんばって」といってがっちり握手をしていく人、友達グループみんなで署名した高校生など、参加した人たちも励まされる宣伝行動でした。