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2020年2月8日(土)

改定綱領、連合政権への展望語る

TBS・CS番組 小池書記局長が出演

国際社会・ジェンダー平等・日本政治

 日本共産党の小池晃書記局長は7日、TBSのCS番組「国会トークフロントライン」に出演し、1月の第28回党大会で改定された綱領などについて語りました。


 司会の川戸惠子氏(TBSテレビ・シニアコメンテーター)が「どんな党かあまり分からないところがある。古いレッテル、イメージみたいなものがすごくあって」と切り出し、16年ぶりに綱領を改定した意味について聞きました。

 小池氏は、世界情勢の見方や、ジェンダー平等を含めた国際的な人権保障の新たな発展、地球的規模での気候変動の抑制などの課題を位置付けたことを紹介。特に大きな点として、中国の大国主義・覇権主義的行動が「社会主義の原則や理念と両立しえないもの」と批判して、中国を「社会主義をめざす新しい探究が開始された国」と判断する根拠はもはやなくなったとして、中国に対する規定を削除したと語りました。

 川戸氏が「中国共産党と同じと思ってしまう疑念を払しょくした」と問いかけると、小池氏は「もちろんそれもあります」としたうえで、尖閣諸島周辺の領海侵犯や核兵器増強、香港や新疆ウイグル自治区での看過しがたい人権抑圧などに対し、日本政府や国際社会からの批判が弱いことを指摘しました。

 「アメリカと日本は腰が引けているような気がしますね」と川戸氏。小池氏は中国の大国主義・覇権主義に対し「日本共産党が正面から批判することが、長い目で見て日中の本当の友好につながり、世界の平和と進歩にとっても意味のあることです」と強調しました。

 改定綱領に明記したジェンダー平等について問われ、小池氏は、「『男女平等』にとどまらず、あらゆる差別をなくし、多様性をお互いに認めあい、個人の尊厳を重んじる社会にしていく」と強調。国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)が、「ジェンダー平等」は、あらゆる問題を前向きに解決するうえで欠かせない課題と位置づけていることを紹介し、「ジェンダー平等は、貧困や暴力、戦争なども含めてあらゆる問題を前向きに解決できる概念ではないか」と語りました。

二つの政治任務

 小池氏は、共闘の発展と日本共産党の躍進という、日本の政治を変える二つの大仕事に取り組む政治任務の決議を紹介。「桜を見る会」の私物化追及をはじめとする国会での野党共闘の前進、市民と野党が共闘した国政選挙での一定の成果を振り返りつつ、「これから先に進むためには野党がどういう政治をするのか、野党が勝てばどういう政府ができるのかという政権構想を国民に示すことが必要です」と強調しました。

 「自民党政権に対する新しいかたまりをつくれとみんな言っていた」と語った川戸氏に対し、「安倍政権を倒すといったとき、どういう政権をつくるか、お互いに腹を割って議論する。自公連立のような、どこを切っても同じなものではなく、それぞれの政党に個性・多様性がある中で、一致する点では力を合わせる。そういう新しい政府をつくりたい」と応じた小池氏。小選挙区制のなかで野党連合政権をつくることは「新たな挑戦だ」と述べ、「その中に共産党がいるということの意味は大きい。今までと違う新しい政権だと国民にもアピールできる」と主張しました。

 昨年秋の高知県知事選で、共産党県常任委員の候補の応援に野党各党の党首が駆け付けた経験、2日に投開票された京都市長選で、「共産党市長ノー」などとした時代錯誤の反共攻撃に市民が声を上げ反撃した経験を示し、「二つの選挙の成果と教訓は大きい」と語りました。

女性議員が活躍

 党勢拡大の話題で、小池氏は「かつてあった共産党への壁が、石の壁から木の壁くらいになり、さらになくなりつつある。確実に変化している」と述べました。「共産党のSNSはすごいなと思って」と川戸氏。小池氏は「若い世代には共産党へのネガティブなイメージがほとんどない。可能性は広がっています」と力を込めました。

 共産党の政策委員長に初めて女性(田村智子参院議員)が登用されたことが話題になり、川戸氏は「女性議員がすごく活躍なさっていた時がありましたね」と語りました。小池氏は、「女性議員は以前から活躍していましたが、政策委員長というポストは初めて」と応じ、女性幹部の比率をさらに高めていきたいと決意を述べました。

 川戸氏から「共産党としての主張、政策を」と問われ、小池氏は、「日米安保のもとで、アメリカ追随政治がひどい。独立国家と言えない状況でいいのかということを揺るがず訴えていきたい」と強調。また、暮らしを応援する社会保障などとともに消費税を緊急に5%へ減税することを提起しました。

 天皇の制度については、「女性・女系天皇は当然認められるべきだ」とし、憲法の条項と精神からの逸脱を許さないと説明。最後に、来る総選挙で「必ず勝利したい」と締めくくりました。

 番組はTBSニュースの「国会フロントライン」のホームページhttps://news.tbs.co.jp/newsi_sp/frontline/bucknumber.htmlでご覧になれます。


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