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2018年9月12日(水)

デニー候補に期待

元沖縄県議(保守系無所属) 上原政英さん

沖縄の誇りを守りぬく

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 自民・公明の選挙協力で稲嶺恵一県政が誕生した知事選(1998年)の際、稲嶺選対の副本部長を務め、保守・県民党の立場から政治活動をしてきましたが、辺野古に基地は絶対に造らせてはならんという思いです。

 4年前、新基地を承認した前知事が許せず、翁長雄志知事に交代させるため応援しました。その翁長知事が亡くなってしまった。どうするかは決まっています。その遺志を継いで新基地反対闘争の先頭に立とうと思いを強くしています。

 県議時代、辺野古に造るのは軍民共用の空港で、15年後には民間移譲し、県民の財産になるというから僕も賛成しました。しかし、いつのまにか政府は軍民共用の文言を削除しました。しかも国が辺野古を埋め立てれば国有地とされ、未来永劫(えいごう)、基地は撤去されなくなる。子々孫々に大きな負債だけを残すわけにはいかんのです。

 かつての自由民主党には沖縄に対する情けをもった政治家がいました。生前、交流があった野中広務元官房長官や僕の長男の名付け親になってもらった佐藤文生元郵政大臣は、酒をくみ交わす中で「沖縄には安全保障の負担で迷惑をかけている」と、しみじみ語っていたものです。

 しかし、いまの安倍政権は血も涙もない。基地負担軽減と言って新たな負担となる基地を押し付ける。これではいつまでも沖縄は防波堤にされ続けます。

 玉城デニー候補は沖縄市議の頃からの付き合いで、衆院選でも仲間内の集まりに呼ぶなどして応援してきました。政府、自民党は知事選で基地の争点を振興策にすり替え、勝てば民意が基地を認めたとするでしょう。決して負けられません。

 一門の祖先には、琉球王国が島津藩に侵略された尚寧王時代の三司官(宰相)で、屈服を迫る起請文への署名を拒否し、斬首された鄭迥謝名親方利山(ていどう・じゃなうえかたりざん)がいます。その末裔(まつえい)としてこれ以上、沖縄の誇りを踏みにじることを絶対に許すわけにはいきません。


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