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2017年6月27日(火)

大激動のいま 「赤旗」の役割

国際報道

社会動かす世界の若者

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 世界と日本の大激動のなか、タブーなく真実を伝える、国民共同の新聞―「しんぶん赤旗」の役割はいよいよ重要です。外信、国民運動、社会、政治各部の部長が、その役割を語ります。


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(写真)英総選挙の連載上(6月10日付国際面)

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(写真)英総選挙の連載下(6月11日付国際面)

 6月8日に実施された英国の総選挙は、議席の大幅増を狙ったメイ首相の保守党が敗北し、緊縮策を批判した労働党の躍進という結果となりました。

 「しんぶん赤旗」はベルリン特派員を現地に派遣し、結果をどうみるかを連載で紹介しました(10〜11日付)。福祉や教育を切り捨てる緊縮政策への批判の強さが背景にあることを指摘しつつ、とくに青年層が大学の学費無料化などを掲げた労働党の政策を歓迎して積極的に選挙に参加した姿を伝えました。

背景伝える努力

 一部の商業紙も青年の動きを紹介しましたが、赤旗特派員は、青年層が学費問題だけでなく、核兵器の使用に明確に反対を唱えた労働党のコービン党首の発言にも共感を寄せたことに言及し、若い世代の思いをより深く解明しました。

 4月の仏大統領選第1回投票では、青年の雇用創出に国が責任を持つべきだと訴えた左派系候補のメランション氏の善戦に注目。パリ特派員は「平和と連帯を基調とする外交政策、国の将来を担う若者支援を軸とした社会政策への幅広い共感」があったと指摘しました(4月26日付)。

 「しんぶん赤旗」は、各国の選挙結果を報じるだけでなく、その背景にある、現状打開を願う国民のエネルギーをたんねんに伝えるために努力しています。とりわけ、若者たちに焦点を当てて、彼らが何を考え、政治の変革のためにどう動いたのかを読者のみなさんにお伝えしたいと思っています。

国民運動励ます

 それは、「しんぶん赤旗」が変革の立場で真実を伝え、国民の運動を励ます新聞という立場を貫いているからです。また、社会を前に進める力はその国の国民のたたかいにあり、なによりも「未来は青年のもの」と考えているからです。

 世界の激動はさまざまな複雑な要素が絡みあっています。しかし、各国の動きの背景にある国民や青年の動きを知りたい人々に、考え分析する貴重な材料・情報を提供できるのは「しんぶん赤旗」だけだと自負しています。(外信部長・菅原啓)


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