2013年8月25日(日)
島根で記録的大雨
共産党が被災状況調査
![]() (写真)土石流に覆われた民家=24日、島根県邑南町日貫(井上義信元石見町議撮影) |
島根県西部では23日から24日にかけて、記録的な大雨が降りました。23日午前8時の降り始めから24日午後3時までの降水量は江津(ごうつ)市桜江で414ミリ、浜田市で329・5ミリ、邑南(おおなん)町で273・5ミリに達しました。気象庁は「先月28日の豪雨に匹敵する記録的な大雨となっている」として最大級の警戒を呼びかけました。
3市町によると、邑南町では男性(86)が行方不明になっています。浜田市と江津市では土砂崩れなどで4軒が全半壊しましたが、いずれも家人は避難していて無事でした。
日本共産党の多田伸治江津市議は地域を回り、被災者からは「裏山が崩れそう」などの不安の声があがりました。
邑南町の大和磨美町議と石見(いわみ)支部は手分けして、被災状況を調査。日貫(ひぬい)では土石流に覆われた民家や軽トラックもあり、避難所で被災者から「家の中が川のようになった」などの状況を聞きました。
江津市と邑南町では全域であわせて1万6222世帯、3万6606人に避難勧告が出されました。浜田市では一部に避難勧告が出され、39世帯124人が避難しました。
3市町での人家への被害は床上浸水82世帯、床下浸水150世帯となっています。
大雨のため山陰線で特急列車が出雲・益田間で、普通列車は大田・益田間で運休。三江線は全線が止まっています。









