2010年7月27日(火)「しんぶん赤旗」

AU首脳会議スタート

貧困問題など議論


 アフリカ連合(AU)の第15回首脳会議が25日、ウガンダの首都カンパラで始まりました。27日までの予定。極端な貧困を2015年までに半減するなどの国連ミレニアム開発目標(MDG)をアフリカでどう達成するかをめぐる議論のほか、ソマリア問題への対処が会議の焦点となっています。

 ソマリア問題でAUは、同国暫定政府を支援するために平和維持部隊(AUソマリア派遣団=AMISOM)6300人を展開し、ウガンダとルワンダが派兵。ところが同派遣団が暫定政府防衛のため、首都モガディシオの人口密集地域に砲撃を行い、反政府勢力のテロ攻撃に口実を与えています。カンパラではソマリア反政府勢力によるテロ事件も起きています。

 ウガンダは事件を受け、AUに対し、攻撃を受けた時にだけ武力を行使するとしたAMISOMの交戦規定の変更を要求。AUのピン委員長は部隊の権限拡大が計画されていることに明らかにしています。

 一方、国際刑事裁判所(ICC)からダルフール地方でのジェノサイド犯罪で逮捕状が出ているスーダンのバシル大統領は、同首脳会議への出席を断念したことが25日明らかになりました。


 アフリカ連合(AU) アフリカ大陸諸国の統一、連帯の促進、主権と独立の確立、植民地主義の根絶を掲げて1963年に発足したアフリカ統一機構(OAU)を発展させ、2002年に発足。首脳会議は最高決定機関で年2回開催。現在53カ国で構成。





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