願い実現の時代へ

民青同盟大会終わる

　日本民主青年同盟（民青同盟）の第３４回全国大会は２３日、「青年の願いを実現する時代へ―居場所の力を発揮し、未来をひらく大きな民青同盟を」との大会決議を採択し、３日間の日程を終えました。委員長に田中悠氏が再任されました。

　大会には２００人を超える代議員、評議員が参加。５７人が発言し、３５人が文書発言しました。

　討論のまとめ（結語）をした田中委員長は「大会では２年間の全国の努力や苦労、確信や模索がまるごと交流され、お互いに心通わせる討論となった」とのべました。雇用破壊や高学費のもとで切実な実態を抱え自らを責める青年にとって“居場所を力”に青年の願い実現をめざす民青同盟が希望となっていることが共通の確信となったと話しました。

　自公政権にピリオドをうった総選挙結果を確信にし、願いの実現への道を切り開く展望をつかんだことが特徴だと指摘。願い実現の過程でぶつかる障害―「大企業中心」「軍事同盟絶対」の異常な政治から抜け出し、「国民、青年が主人公」の日本をつくる展望をおおいに広げようとよびかけました。

　田中委員長はありのままの自分を出せ、何でも話せる民青同盟の活動が組織づくり前進の道を開いたと強調。「居場所になる班をつくり、みんなでつくる県・地区委員会活動の発展をはかり、民青同盟の新しい前進を勝ち取ることに挑戦しよう」と訴えました。

７団体代表が来賓あいさつ

　民青同盟の第３４回全国大会では日本青年団協議会総務・社会女性部、平和・民主・革新の日本をめざす全国の会（全国革新懇）、全国労働組合総連合青年部、全国商工団体連合会青年部協議会、農民運動全国連合会青年部、全日本学生自治会総連合、首都圏青年ユニオンの代表が来賓あいさつをしました。