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2009年9月26日(土)「しんぶん赤旗」

囲碁新人王に李七段

第34期 三谷五段を下す


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(写真)囲碁新人王を決め対局を振り返る李沂修七段=25日、東京・日本棋院

 李沂修(り・いしゅう)七段(21)が三谷哲也五段(24)に先勝して迎えた、囲碁の第34期新人王戦(しんぶん赤旗主催)決勝3番勝負第2局が25日、東京都千代田区の日本棋院本院で行われ、李七段が勝ち、対戦成績2勝0敗で新人王となりました。

 李七段は台湾出身、2005年入段、潘善h七段門。今年2月に四段から五段に昇段、さらに3月には棋聖リーグ入りを決めて一気に七段に昇段しました。台湾出身棋士の新人王獲得は王立誠九段、張栩名人に続く3人目・3度目です。

 李七段の話 今年七段になり、新人王戦は今回が最後のチャンスだったので、何とか運良く勝てて良かったです。

囲碁新人王戦決勝第2局

李七段が中押し勝ち

 囲碁の第34期新人王戦(しんぶん赤旗主催)決勝3番勝負第2局が25日午前10時、東京・市ケ谷の日本棋院で始まり、午後5時24分、225手で李沂修七段が三谷哲也五段に黒番中押し勝ちしました。

 立会人の大矢浩一九段、奥原紀晴赤旗編集局長らが見守るなか、先後入れ替わって李七段の先番で対局開始となりました。

 午前中の消費時間は李七段の26分にたいして三谷五段は1時間17分。第1局と同様に三谷五段が時間をたっぷり使う進行となりました。盤上は黒9と割り打ちして左辺が戦場となりました。黒27の切りにたいして白28〜34とし、「これは乱戦コースです」と大矢九段。

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(写真)第2局も三谷哲也五段(左)を制し新人王になった李沂修七段。後方は立ち会いの大矢浩一九段=25日、東京・日本棋院

 昼食休憩後、左辺の攻防は、「白58まで、黒の李七段が優勢です。続く黒59は形勢優勢と見て自重した手ですが、この後左辺で白76、78の反撃を受けました」(大矢九段)。

 左上は、黒四子を取り込んだ白の成功。しかし先手を握った黒は右下白への攻めに回り、一気に右上を黒模様とし、優位を拡大しました。白は右上隅への打ち込みから逆転へしぶとい粘りを発揮しましたが、黒もその間、取られていた上辺の石を助け出します。

 その後、黒が堅く打ったことから形勢はもつれ、下辺白208の時点で控室では「逆転か」の声も上がりましたが、黒は冷静に対応し逆転を許しませんでした。

 李七段の話 右上はひどかった。逆転されたかと思いました。最後、黒221と抜いて勝ちになったと思いました。

 三谷五段の話 最初が悪かったです。左上白170で他を打っていたらまだ勝つ可能性がありました。

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