2008年10月18日(土)「しんぶん赤旗」

本当のこと言う党に政治を変えてほしい

滋賀・東近江 市田書記局長の訴えに共感


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(写真)坪田いくお4区予定候補とともに聴衆の声援にこたえる市田書記局長=17日、滋賀県東近江市

 日本共産党の市田忠義書記局長は十七日夜、郷里の滋賀県東近江市での演説会で日本共産党への大きな支援を訴えました。市田氏が幼少期を同市五個荘で過ごし、地元・八日市高校の卒業生でもあることから、地元党組織は、市田氏が書いたお誘いの手紙を印刷したハガキやチラシなどで参加の輪を広げてきました。会場の八日市文化芸術会館には、市田氏の同窓生や恩師も含む幅広い人が足を運び、周辺自治体の幹部や元議長も姿を見せました。

 「地元で演説できることを大変うれしく思います」。こう切り出した市田氏は、大企業中心、アメリカいいなりという「二つの政治悪」を正す日本共産党の議席の値打ちを縦横に語りました。

 お年寄りを「うば捨て山」に追いやる後期高齢者医療制度の問題で、制度づくりの出発点から反対を貫き、大争点に押し上げてきた党の役割を解明。「こんな根幹が間違っている制度は、国民世論と日本共産党の躍進できっぱり廃止に追い込もう」と訴え、拍手に包まれました。

 汚染米問題を切り口に農業再生の道筋を語り「農産物の無制限な輸入自由化はやめよ」と力を込めた市田氏。参加者からも「米は日本でもつくれるし、世界では食料不足なのに、輸入するなんて本当におかしい」(五十七歳の女性)と賛同の声が寄せられました。この女性は「自民、公明には辟易(へきえき)しています。民主党も似ているのよね。本当のことをいう共産党に、いままでの政治をひっくり返してほしい」と力を込めました。

 衆院近畿比例の川内たかし予定候補は、現地調査した長浜キヤノンでの派遣労働者の実態を紹介し、「人生に夢ももてない、こんな働き方は許せない。人間らしく働けるルールを確立するため、全力をあげます」と決意を表明。同日、小選挙区滋賀4区に立候補を表明した坪田いくお予定候補も決意を語り、大きな拍手と「頑張れよ」との声援を受けました。

 元教員の男性(80)は、「やっぱり市田君が言うとおりひどい政治やと思う。一番腹が立つのは大企業を優待する政治。『共産党は力がない』ではなく、力をつけてもらわんとあかんと思った」と話しました。


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