2008年9月12日(金)「しんぶん赤旗」

囲碁新人王戦決勝3番勝負第1局

内田二段が先勝


写真

(写真)第1局に先勝した内田修平二段(左)と河英一四段。正面左は立ち合いの東野弘昭九段=11日、大阪市・関西棋院

 河英一(は・よんいる)四段(23)と内田修平二段(19)が対決する、囲碁の第三十三期新人王戦(しんぶん赤旗主催)決勝三番勝負第一局が十一日午前十時、大阪市の関西棋院で始まり、午後六時四十五分、266手で内田二段が白番8目半勝ちしました。

 第二局は二十二日(月)、東京・市ケ谷の日本棋院で行われます。

 立会人の東野弘昭九段、「しんぶん赤旗」の中山芳樹関西総局長らが見守るなか、握って河四段の先番で対局開始となりました。

 3手目、河四段がすぐ左上にカカり、気合を感じさせる出だし。下辺、黒31と押さえたところで昼食休憩となりました。

 左下で白50と黒石一子を抜いた時点で控室では「白の方が打ちやすい」という声が出ました。

 白52から上辺のたたかい。両者とも一手一手にたっぷり時間を使い、四時の時点で70手という遅い進行。黒65で右辺は黒の大模様、白は上辺の地を固めました。

 白68、70と右辺で切り違ってからは黒模様の中で白石が生きるかどうかの難しい攻防。黒117まで、右辺は黒有利な分かれ。控室は「黒が持ち直した」の評判でした。

 しかし黒141と右辺に手を入れたのが「敗着か」と控室。その一手の間に白は上辺を大きく囲いました。黒は左辺でコウを仕掛けて最後の粘りを見せましたが、逆転には至りませんでした。

 内田二段の話 難しい碁でした。中央一子(黒121)を取って厚くなったと思いました。

 河四段の話 終盤で上辺を大きく囲われたのがひどかったです。

図

 黒 河 英一四段
 白 内田修平二段

 (1〜266手完、白8目半勝ち)黒191(187)白194(188)黒197(同)白200(同)黒203(同)白206(同)黒209(同)白212(同)黒213(170)黒215(187)白218(188)黒221(同)白224(同)黒227(同)白230(同)黒233(同)白236(同)白238(187)白264(112)白266(119)


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