2008年9月11日(木)「しんぶん赤旗」

英労組会議

賃上げ規制に反対

物価高から生活守る闘争へ


 【ロンドン=岡崎衆史】英国の労働組合の連合体、労働組合会議(TUC)の年次総会が十一日までの予定で英南部のブライトンで開催中です。総会は初日の八日、物価高騰に対抗して労働者の生活を守るため、政府の賃上げ規制を撤廃させる大規模なたたかいを進めることを決定しました。


 英政府は、インフレ抑制を理由に、公務員に対して、年間賃上げ率を2%までに抑える政策を採用。しかし、食料と原油の高騰など物価高騰のしわ寄せを労働者に押し付けているとの批判が広がっています。

 TUCのバーバー書記長は演説で、「英国の数百万の家庭は、食料とエネルギー高騰に賃金が追いつかず、不況に襲われている」「労働者はインフレの要因ではなく、その犠牲者である」と述べ、政府の賃上げ抑制政策を批判しました。

 同書記長はまた、金融危機について、金融の自由化を進めた英政府が必然的に招いたものだとし、「過去二十五年の新自由主義信奉からの明白な決別」を求めました。

 さらに、労働者と貧困層の負担を軽減し、富裕層に応分の負担を迫る公平な税制への転換を求めました。


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