2002年12月25日(水)「しんぶん赤旗」
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兵庫県・尼崎市議会が二十四日開会し、十一月の市長選で初当選した白井文(あや)市長が就任後初の所信表明をおこないました。
市民百六十人が傍聴につめかけ、傍聴席があふれて第二会場も設けられました。
登壇した白井市長は、冒頭、「今回の信託の結果を厳粛に受け止め、今の気持ちを忘れることなく、市長としての尼崎市民への責任を果たすため全力をつくす」と決意を表明しました。
「政治や社会に明るい夢や希望を感じにくい状況に、危機感を感じております」として、市政運営の目的に、住んでよかったと感じ「みずからのまちを誇りに思えること」とあげ、「かけがえのない希望を一つずつかなえ、これを積み重ね、夢に向かって突き進んでいくことができるまち」「さまざまな個性を受け入れあい、互いにオープンに生き生きと語り合いながら仕事ができるまち」をつくりあげたいとのべました。
財政危機の原因に大型開発などをあげ、「これでよかったのか」として「事前評価」「事後評価」が「できる仕組みを導入したい」とのべました。
情報公開や車座集会に積極的にとりくみ、「わかりやすい言葉」「見えるお金の使い方」を通じて市政への信頼を高め、公約であった「市長室をガラス張りにしたい」考えを強調しました。
「傍聴ははじめて」という三十二歳の女性は、「新しい市長が女性で、親しみを感じます。私らの意見を聞いて、市政を変えてほしい」と感想を語っていました。