日本共産党

2002年12月23日(月)「しんぶん赤旗」

北朝鮮

原子炉の封印を撤去

使用済み核燃料プールも


 【ウィーン22日岡崎衆史】国際原子力機関(IAEA)は二十二日声明を出し、北朝鮮が二十一日に原子炉の封印を撤去したのに続いて、約八千本の使用済み燃料棒を貯蔵しているプールの封印も撤去したことを新たに明らかにしました。使用済み燃料は大量のプルトニウムを含んでいます。IAEAは核拡散上の懸念を表明しました。

 IAEAのエルバラダイ事務局長は二十一日の声明で、北朝鮮が同日、IAEAの監視下に置かれている寧辺の実験用黒鉛減速炉(五メガワット)の封印を大半撤去し、監視カメラの作動を妨げる措置をとったことを明らかにしていました。エルバラダイ事務局長はこれに「極めて遺憾だ」と抗議しました。

 北朝鮮は同原子炉を一九九四年の米朝枠組み合意に基づき封印していましたが、今月十二日にIAEA側に対して突然核施設の再開を通告してきました。IAEAは、一方的な封印解除を実施しないよう再三要請してきました。


もどる
「戻る」ボタンが機能しない場合は、ブラウザの機能をご使用ください。

日本共産党ホームへ「しんぶん赤旗」へ


著作権 : 日本共産党中央委員会
151-8586 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-7 Mail:info@jcp.or.jp