日本共産党

2002年11月29日(金)「しんぶん赤旗」

奨学金の充実求め署名

愛媛大学法文学部学生自治会ら

期待、共感相次ぐ


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署名に応じる学生たち=28日、愛媛大学内

 愛媛県松山市の愛媛大学法文学部学生自治会は民青同盟愛媛県委員会(杉村千栄委員長)の呼びかけに応じ、共同して「奨学金制度の充実を求める」署名を学生に呼びかけています。

 十九日から週二回程度の昼休みの宣伝などで、二百人以上の学生の署名が寄せられました。二十八日も、「国会に行くんですか、すごい。がんばってください」「無利子の奨学金がなくなったらどうなるんですか」など学生から期待や共感の声が相次ぎました。

 小泉内閣と自民党、公明党などは、日本育英会を廃止・見直して、事実上、奨学金を「教育ローン化」することをねらいにした法案を出し、国会を通過させようとしています。

 法文学部三回生の森健太自治会委員長(20)は「奨学金問題に取り組んでほしいと大会で意見もあったので、今回初めて、署名を呼びかけました。奨学金の問題には強い関心があると思いました。後輩の役員にも引き継いでいきたい」と思いを語りました。

 二十九日の国会要請に参加する植村宏文さん(22)は「学生の学ぶ権利を保障するよう訴えたい。帰ってからも引き続き取り組んでいきたいと思います」と話しました。


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