日本共産党

2002年11月28日(木)「しんぶん赤旗」

障害者施策の拡充を

首相に党国会議員団が申入れ


 日本共産党国会議員団の「障害者の全面参加と平等推進委員会」委員長の児玉健次衆院議員と小池晃参院議員は二十七日、小泉首相にたいして、新「障害者基本計画」や来年度予算で、障害者施策を抜本的に充実させるよう申し入れました。(申し入れ全文

 児玉議員は「障害者・患者団体との懇談をふまえて、重点事項をまとめた」とのべました。

 小池議員が申し入れの趣旨を説明。「新『障害者基本計画』『障害者プラン』には、関係省庁が数値目標をもつとともに、計画目標の引き上げ・充実をはかること。障害者支援費制度の発足をふまえ三年ほどの重点期間内に緊急整備をする。すべての市町村で障害者計画をたてる」などを要望しました。

 申し入れは、障害者差別禁止法の制定、難病患者医療制度の自己負担増や対象削減を行わないこと、無年金障害者への年金給付の速やかな実現、障害者の参政権の保障など。

 内閣府の吉冨宣夫・参事官(障害者施策担当)が応対し、「できるだけ数値目標を入れるよう新『障害者基本計画』の策定作業をしている」とのべました。

 


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