日本共産党

2002年11月21日(木)「しんぶん赤旗」

深刻な就職難改善を

日本共産党国会議員 就職連絡会と懇談


 教職員・学生・労働組合などでつくる「高校・大学生、青年の雇用と働くルールを求める連絡会」(就職連絡会)は二十日、同連絡会が九月に発表した政策提言を持って国会に日本共産党を訪れ、雇用政策などについて意見交換しました。

 高校生の就職内定率は九月末で33・4%と過去最悪です。懇談で就職連絡会の林萬太郎事務局長(日本高等学校教職員組合中央執行委員)が、青年全体で見ても十人に一人が失業している現状を訴え、政党としての「新規学卒者、青年に対する雇用政策」を尋ねました。

 日本共産党は石井郁子、児玉健次両衆院議員、畑野君枝参院議員が応対。児玉氏は「就職難は日本の将来に傷跡を残す」として「四つの緊急要求」をひきながら、消防職員の欠員解消、医療・介護分野の人員補充などで百数十万人の雇用が生まれることを紹介。「この分野にどう政治の力をそそぐかが大事です」と強調しました。石井氏は「みなさんと国会が多いに情報交換しながら研究を進めていきたい」と運動を激励しました。

 就職連絡会は同日、民主党とも懇談。十九日には全国市長会と懇談しました。二十一日は日本経団連、保守党と懇談する予定です。同連絡会は全教、全労働、全国私教連、全学連など十六団体で構成しています。

 


もどる

機能しない場合は、ブラウザの「戻る」ボタンを利用してください。


著作権 : 日本共産党中央委員会
151-8586 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-7 Mail:info@jcp.or.jp