日本共産党

2002年10月9日(水)「しんぶん赤旗」

参院2補選あす告示 日本共産党から立候補


千葉・浅野ふみ子さん

生活応援「改革プラン」を

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 秘書の公共事業口利き疑惑で、井上裕前参院議長が辞職したことにともなう参院千葉県選挙区補選。日本共産党の浅野ふみ子党県女性児童部長(32)が立候補します。

 浅野候補は、金権腐敗政治打破のため企業・団体献金の禁止、暮らしを応援する、地域経済を守るなどの「改革プラン」を訴え奮闘しています。

 「ほとんどの政党が国の未来図を描けないなかで、唯一はっきりビジョンを示しているのが日本共産党と実感した。浅野さんも若くして自力で道を切り開いた非常に頼もしい候補。絶対当選してもらいたい」(九月二十八日の一宮町の演説会に参加した二十歳学生)など、浅野候補への期待が広がっています。

 ほかに、椎名一保県議(50)=自民=公明、保守推薦、若井康彦まちづくりプランナー(56)=無所属=民主、自由、社民推薦の二氏が告示に向け運動を展開し、有力三氏による激戦となっています。

 金権腐敗問題の根源となっている企業献金について、椎名氏は「政治家の倫理観の問題。企業献金一般は必要。広く浅く受ける」と肯定。若井氏は「規正法は当選してから考える」とあいまいな回答をしています。(六日、松戸市での公開討論会)


鳥取・市谷とも子さん

“自民政治変えて”に応え

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 参院鳥取県選挙区補選で、日本共産党の市谷とも子候補(34)は、「自民党政治を変えたいという県民の声にこたえたい」と、日本共産党の不況打開の四つの緊急要求など政策を訴え奮闘しています。

 今回の補選は、自民党議員の死去にともなうもの。しかし、政権党の自民党県連が公認候補をたてられず、前回自民党公認と争った田村耕太郎氏(39)を、県連の反発を押し切り自民党本部が推薦しました。これに反発する前自民党県議の藤井省三氏(61)が立候補を表明し、同党県議二十人中十五人が同氏を支持。自民党が分裂状態になっています。

 自由党、民主党、社民党推薦の勝部日出男候補(53)も地元で候補擁立の準備中に中央で決定した落下傘候補です。

 田村候補は「当選すれば自民党に入る。自民党を改革する」、藤井候補は「自民党を再生する」といい、県民不在を鮮明にしています。

 日本共産党の市谷候補は、日本共産党国会議員団事務所長として鳥取県西部地震、BSE(牛海綿状脳症)など県民の声を直接聞き、政府交渉を行うなど、県民に根ざした、たたかいをすすめてきました。

 


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