2002年9月24日(火)「しんぶん赤旗」
民主党は二十三日、都内のホテルで臨時党大会を開き、国会議員、衆院選公認候補者、党員・サポーターによる投票の結果、鳩山由紀夫代表を三選しました。任期は二〇〇四年九月までの二年間。
代表選には鳩山氏のほか、菅直人幹事長、横路孝弘前副代表、野田佳彦衆院議員が立候補しました。一回目の投票では、過半数を獲得する候補者がなく、鳩山、菅両氏の決選投票となりました。決選投票では、鳩山氏254ポイント、菅氏242ポイントと、わずかの差となりました。
また、決選投票では、国会議員票、衆院選公認候補者票で菅氏が鳩山氏をわずかながら上回りました。しかし、党員・サポーター票で鳩山氏がリード。一般有権者を対象とした事前のマスコミによる世論調査では、菅氏の人気が高かったものの、党員・サポーター票は逆の結果を示しました。旧民社系議員などが集めた「組織票」が功を奏したとも指摘されます。
約三十一万人とされる党員・サポーターの投票率は51・3%でした。
鳩山氏は代表選後の記者会見で、次期総選挙は「何がなんでも政権取りだ」と「政権交代」実現への意欲を強調。党内で意見が分かれる安全保障問題では「党の決定に一致して従う体質をつくりあげる。これがニュー鳩山だ」とのべました。
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鳩山氏は、八六年七月の総選挙で自民党公認で初当選。自民党では旧竹下派に所属し、その後、新党さきがけの結成に参加、細川内閣の官房副長官、同党代表幹事、旧民主党代表を歴任し、九九年九月から現職。五十五歳。
日本共産党の市田忠義書記局長は二十三日、民主党代表選挙の結果についてマスコミの求めに応じて次の談話を発表しました。
民主党の代表に鳩山由紀夫氏が三選された。自民党政治の深刻なゆきづまりのもとで、民主党が、自民党政治と対決するどのような旗印をかかげるのかに注目したい。
日本共産党は、自民党の悪政を追及し、国民の切実な利益をまもりぬく野党間の共同の維持・発展のために、これまで同様に誠実に努力する。同時に、意見の違う問題については、野党同士であっても率直で建設的な論争を交わしてゆきたい。