2002年9月22日(日)「しんぶん赤旗」
|
岡山県邑久(おく)町のハンセン病国立療養所長島愛生園で活動する日本共産党愛生支部(日野三郎支部長)は二十一日、今年で党歴五十年を迎える二人の党員の五十年党員証の伝達式をかね、支部結成五十五周年を祝う集いを開きました。
愛生支部の二十人が参加し、大西幸一県副委員長、武田英夫県議ら県、地区の役員や邑久町支部の党員ら十人もともに祝いました。
党歴五十年を迎えたのは、宇佐美治さん(76)と、桜井勇太郎さん(92)。ハンセン病瀬戸内訴訟の愛生園原告団長としてたたかってきた宇佐美さんは、「残された人生を日本共産党員として、最後までがんばりたい」と決意をのべました。
党員たちは、初代支部長の森田竹次さん(七七年、六十六歳で死去)や二代目支部長の島田等さん(九五年、六十九歳で死去)をはじめ、二十二人の党員たちが眠る納骨堂を訪れ、献花し、集いの報告をしました。