日本共産党

2002年9月14日(土)「しんぶん赤旗」

草の根の力ここにあり

日本共産党支部物語

秋田県東成瀬村編(4)

村民の目

本物は地域でわかる


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佐々木哲男・東成瀬村長(右)と懇談する後藤作支部長(左)

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佐々木克郎・前教育長
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無所属の伊勢谷政雄・東成瀬村議

 「研さんと励みになる」「議員活動はピカイチだ」。支部会議で村民の要求を出し合い、党村議がそれに基づき議会にのぞむ東成瀬村の日本共産党の活動を、村の有力者はこう評価します。

良いものは良い

 佐々木哲男村長は、後藤作党支部長と記者をにこやかに迎え、「主義主張は違う」と断ったうえで本紙に初登場してくれました。

 佐々木村長は「時代にマッチした考えで国民に受け入れられる政党になった」と共産党を評価。子どものころは「過激だ。悪い党だ」と思っていました。今は「後藤さん(元村議)や冨田さん(現村議)が一番先になって村にとけ込むようになった」と見ています。

 国政レベルの政策について「もっと柔軟な対応」を要求する佐々木村長。村政では「良いものは良い」と共産党の提案も取り上げます。介護保険の軽減対策、高校生の通学援助などについて党支部が提出した要望書の課題を検討しています。

 今年六月まで村の教育長だった佐々木克郎さんは、辛口の意見をいってくれました。「共産党支部の活動は議会を通してしか見えない」。年一回、党支部が村に提出する予算要望書について「総花的に要求項目を出すのではなく、予算措置も考慮してどれにウエートをおけば良いのか分かるように、重点政策を明確にしてほしい」。

 どこをどう改善すればいいのか。党支部の発展方向を「支部の活動が村民全般に見えるようになれば、一般の人の共産党への関心をいっそう引くことになる」と指摘する佐々木さん。「議会活動はピカイチ。勉強して議会に臨んでいるから行政側は緊張する」と語ってくれました。

 党員の目と耳を生かし、村を足で歩いて調査し村民の生の声を取り上げての冨田議員の質問は定評があります。八月に村の農業委員会会長に無競争で選任されました。

 無所属の伊勢谷政雄村議は、田中康夫知事の支持を明確にした長野県知事選や川辺川ダム問題などの「赤旗」日曜版記事を高く評価します。

「みんな読んで」

 「なるせの清流とみどりを守る会」役員の伊勢谷村議。「もっとみんなに読んでほしい」

 国土交通省が行おうとしている成瀬ダム計画は、約七千八百七十万立方メートルの水をためる多目的ダムです。村もダム建設を推進しています。

 イヌワシ、クマタカなどが生息する生態系の破壊、原生林のブナ林を中心とした森林生態系の破壊、川の濁りの長期化によるイワナ、ヤマメ、カジカへの影響や景観を損なうと心配されています。党支部は環境破壊の改善などを求めています。

 伊勢谷村議がいいました。「川の下流を見ればその川の上流の状況は見える。政党も地域の支部や村議の活動をみれば国政でのその党の活動のよしあしも分かる。党の姿は末端の地域にきたとき本当の姿が見えてくる」

 (菅野尚夫記者)

 (つづく)

 


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