日本共産党

2002年8月17日(土)「しんぶん赤旗」

ことし40周年

全国囲碁・将棋大会

「しんぶん赤旗」主催

初心者から強豪まで参加できる


 しんぶん赤旗編集局が主催する「全国囲碁・将棋大会」(通称・赤旗名人戦)は、ことし四十周年を迎えます。赤旗名人戦は創設以来、日本の伝統文化である囲碁・将棋を愛好する大勢のファンとともに歩み、専門棋士をはじめ多くの人々にささえられ、例年、一万人以上が参加する日本最大のアマチュア棋戦として発展し、伝統を築いてきました。


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昨年のしんぶん赤旗囲碁・将棋大会=01年11月10日、東京・池袋

 大会に関する問い合わせ先は、地方大会は日本共産党の都道府県、各地区委員会へ。

 全国大会は赤旗編集局の囲碁・将棋・行楽部(電話03・3350・9480)へ。

日本一のアマチュア棋戦

 ことしは四十七都道府県で九月に地区大会、十月に県大会を開き、十一月九、十日に東京で全国大会を開きます。

 第一回大会は、一九六三年十月、地方代表三十二人が予選を将棋会館でたたかい、決勝戦は東京・多摩湖畔の「第五回アカハタまつり」(現・赤旗まつり)会場でした。

 六八年の第六回大会から囲碁審判長に梶原武雄九段、将棋審判長に佐瀬勇次八段(故人)が就き、専門紙も注目する大会に成長します。

 第一回大会準備からかかわってきた日本棋院の石毛嘉久夫八段は、「碁・将棋界は共産党と『赤旗』が全く未経験の分野だっただけに大変でしたが、関係者が愛好者と仲良くなりたいと誠心誠意奮闘したことが大きかった」と語っています。

 第十一回大会(七三年)の時に、日本棋院、関西棋院、日本将棋連盟から正式後援を受け、九三年には全国大会優勝者の赤旗名人に「六段」の免状授与が認められ、名実ともにアマ最高レベルの大会となりました。

 七五年の第十三回大会では「赤旗日曜版勤労者囲碁・将棋大会」の名称から「勤労者」を削除しました。大会が職場、地域の幅広いファン層に広がるなかで学生や管理職の人から「勤労者でないと参加できないのか」という問い合わせが相次いだためです。

 七九年の十七回大会から各県代表選手制へ発展、同時に主催が日刊紙に移り、名称が現在のものに変わりました。

 大会の伝統である「初心者から強豪まで」は、他のアマチュアの大会にはない特長です。地区大会には、初心者や級位者が参加できるB、C級戦があり、力は弱くても日ごろの腕を競い、入賞の喜びや親ぼくを深めています。

新人王戦とともに発展

 「日本の伝統文化である囲碁・将棋の普及発展に寄与する」という共産党の政策にもとづいて大会が回を重ねるなかで、プロ棋戦創設の機運が盛り上がり、七〇年に将棋の「新人王戦」が、六年後に囲碁の「新人王戦」が誕生しました。二つの棋戦は今日、「一流棋士への登竜門」として大きな注目を集めています。

 九五年の第三十三回大会の将棋優勝者から赤旗名人が、将棋の新人王戦に参加する道が開かれ、大会の大きな呼び物となりました。

 大会の四十年の歴史の中で現在プロで活躍する一流棋士が、少年時代に各地の赤旗名人戦に数多く参加しています。

 将棋の森内俊之名人は小学生のときに神奈川県大会に出場しました。

 二十一歳で史上最年少名人となった谷川浩司九段は十一歳のときに兵庫県大会に出場、その年にプロの道に進みました。

 囲碁でも黒滝正憲七段が十、十一歳と連続して青森県代表選手として全国大会に出場しています。

 新人王五回優勝の依田紀基名人は、小学四年のときに空知大会に出場。「優勝して札幌の道大会に行きました。四十年ですか、すごいですね。おめでとうございます」と思い出を語っています。


後援3団体がお祝いの談話

大変な功績

 囲碁の日本棋院理事長・利光松男さん 「囲碁というすばらしい伝統文化の普及のため営々とやってこられた功績は大変なものがあります。アマ囲碁世界大会には六十一カ国・地域の人々が参加しています。これは世界平和につながると思います。赤旗さんの大会が末永く開かれますよう期待しています」

さらに発展を

 囲碁の関西棋院理事長・和田博さん 「赤旗名人戦四十周年おめでとうございます。囲碁は奥深い最高の知的ゲームであり、青少年の間にもブームを呼んでいます。囲碁愛好家の期待にこたえ、囲碁がさらに広がるよう、赤旗名人戦のいっそうの発展を願ってやみません」

心からお祝い

 日本将棋連盟会長の二上達也さん 「赤旗名人と記念対局をした思い出があります。大駒落ちでしたが、いまではアマチュアが強くなり平手でもかなわないでしょう。大勢の方が将棋を楽しんでいただけるよう力を入れていただいていることはありがたいことです。四十周年を心からお祝いします」


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記念の特製扇子 つくりました

森内名人(将棋)山下新人王(囲碁)が揮ごう

 しんぶん赤旗全国囲碁・将棋大会の四十周年を記念して特製扇子を製作しました。

 将棋は赤旗主催のプロ棋戦、新人王戦で過去三回優勝した森内俊之名人(30)に揮ごうを依頼。

 森内名人の文字は「心不競」(こころきそわず)=写真左。

 森内名人は「将棋は勝負を争うものですが、勝つことだけにとらわれないで、おだやかな気持ちでとりくんでいきたいという意味です」と語っています。

 囲碁は新人王戦四連覇の山下敬吾七段(23)にお願いしました。文字は「自由」=写真右。

 「ぼくの一番好きな言葉です。碁盤は宇宙にたとえられます。碁はどこに打っても自由です。いつも自由にという思いを込めました」と語っています。

 実行委員会では、名人、新人王揮ごうの特製扇子を四十周年記念大会にふさわしく各大会でひろく活用するよう呼びかけています。

 価格は一本、1500円(送料別)。

 


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