日本共産党

2002年8月1日(木)「しんぶん赤旗」

「メディア・有事法案」廃案アピール

写真家369人が賛同


 著名な写真家十三氏が十二日に発表した声明、「私たちは創作活動の自由のために『メディア法案』『有事法案』の廃案を求めます」にたいし、三十一日までに三百六十九人の写真家から賛同が寄せられました。賛同者らは、「取材・報道・表現の自由に重大な影響をきたすこれらの法案に対しては、あくまで廃案を求めていく」と表明しています。

 賛同を寄せたのは、江成常夫、大石芳野、木村恵一、栗原達男、菅井日人、中村庸夫、樋口健二、三本和彦、毛利壽夫の各氏ら。

 賛同者からは、「戦前に行われた言論弾圧の恐ろしさを知る世代の一人として、声明の主旨に賛同いたします」(毛利氏)、「私たちは、知る権利、表現の自由を守り、人間としての尊厳・秩序を守りたいと考えます」(宇田和義氏)、「これらの法案は憲法違反であり、再び日本を戦争をする国へ逆戻りさせるための一里塚です。絶対に容認することはできません」などのメッセージが寄せられました。

 


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