日本共産党

2002年7月14日(日)「しんぶん赤旗」

石原都政変える共同を

都政懇談会での 山住さんのあいさつ


 十三日開かれた都政懇談会で、呼びかけ人を代表しての山住正己元東京都立大学総長のあいさつ(要旨)はつぎのとおりです。

 石原都政の三年余り、知事は憲法破棄発言や平和に背を向ける言動をくり返し、女性や障害者、高齢者、アジアの国へのべっ視、差別発言を公然としています。福祉やくらしの施策を切り捨て、臨海部などの大型開発を進めています。

 都民の間では石原都政に対して不安や怒りの声があがっています。この声を実らせるには、同じ思いを持つ方々の大きな共同が必要です。

 その第一歩として本日の懇談会を考えました。有識者や運動を進めている人が、共通の課題で話し合い、草の根の運動や共同に活力と展望を与え拡大する方策を探る、都政の現状と都政を変えるための焦点、運動のポイントなどを交流したい。本日までに四百五人が賛同していただけました。

 憲法を大切にし、くらしや福祉を守ろうとする政党が手をつなぎ、都民と力を合わせて頑張ることが大切と、国政野党の民主、自由、共産、社民と新社会の各党、都議会に議席のある、生活者ネットワーク、自治市民93にも案内しました。

 懇談会の成功にご協力をお願いします。

都政懇談会の代表22氏

 都政懇談会代表の二十二氏は次の通りです。(敬称略、五十音順)

 浅井基文(明治学院大学教授)

 池辺晋一郎(作曲家)

 岩波一寛(中央大学名誉教授)

 上田誠吉(弁護士)

 江尻美穂子(津田塾大学名誉教授)

 奥平康弘(東京大学名誉教授)

 小田成光(弁護士)

 木下順二(劇作家)

 佐野洋(作家)

 塩田庄兵衛(都立大学名誉教授)

 柴田徳衛(東京経済大学名誉教授)

 杉井静子(弁護士)

 杉原泰雄(一橋大学名誉教授)

 福田雅章(一橋大学名誉教授)

 堀尾輝久(中央大学教授・東京大学名誉教授)

 増田れい子(ジャーナリスト)

 松井康浩(弁護士)

 松浦総三(ジャーナリスト)

 村林彰(医師・前目黒区医師会会長)

 山住正己(元都立大学総長)

 弓削達(東京大学名誉教授・元フェリス女学院大学学長)

 吉田広海(医師・東京勤労者医療会理事長)

 


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