2002年6月22日(土)「しんぶん赤旗」
東大阪市長選挙が二十三日告示されます。日本共産党や労働組合、市民団体などで構成する「明るい東大阪をつくる会」が推薦する長尾淳三市長(50)は、第二期民主市政の実現をめざして公約を発表、「清潔・公正、『市民が主人公』をつらぬき市民がいきいき元気な東大阪をめざします」と訴えています。
市長選には、ほかに、自民党の大阪十三選挙区支部(支部長・西野陽衆院議員)、公明党、保守党、「解同」(部落解放同盟)、連合大阪などが推薦する元NHK職員で前回市長選で落選した松見正宣候補(59)と自民党大阪府連、同東大阪支部推薦で現市議の東口貞男候補(69)の二氏が立候補の予定です。選挙戦は、告示を前に激しさを増しており、長尾市長と日本共産党を中傷する五種類の出所を隠した謀略ビラが、大阪府知事選などで公明党・創価学会がまいた謀略ビラと同様のまき方でまかれています。
日本共産党と「明るい会」は、「不正・腐敗のデパート」といわれた前市政を清潔・公正な市政に転換したことをはじめ、中小企業、福祉、教育などこの四年間の長尾市政の実績を正々堂々と五十二万市民に伝え、正面から反撃、公約を示して、第二期民主市政の実現を訴えています。告示日には、午後四時から近鉄・布施駅前での街頭演説で志位和夫委員長が応援するほか、午前八時半から瓢箪山駅前での第一声で穀田恵二衆院議員・国対委員長が応援します。