2002年6月18日(火)「しんぶん赤旗」
「明るい東大阪をつくる会」の生田五男代表委員長と二俣寿一副代表委員長は十七日、東大阪市選挙管理委員会を訪れ、東大阪市長選(二十三日告示、三十日投票)の告示を前に、長尾淳三市長や民主市政を中傷する謀略ビラが三種類もまかれていることを示し厳重な取り締まりを求めました。
ビラは五月三十一日、今月九日、十四日未明の三回にわたって市内各地にまかれたもの。
一、二枚目は「夢と希望の東大阪をつくる会」との団体名はあるものの、連絡先、住所、代表者名はなく、府・市選管に届けていません。三枚目は団体名もありません。
いずれも長尾市長に対し「公約やぶり」「公約違反」などとし、公明党などの主張とそっくりです。
応対した市選挙管理委員会の宮本賢二事務局長は「選挙の期間に入ったら確認団体しかビラや機関紙は配布できない」とのべ、「機関紙の場合は政治団体としての届け出が必要」と政治団体の届け出がされていないことを確認。「選管は法の解釈、行政指導はできるが、取り締まりそのものは警察の仕事であり、申し入れは、警察に伝える」、今回の謀略ビラについて、「連絡先も書かれてないし、フェアではない」と答えました。